茅歌コナギ-ひまわり

 もともとは「ふよう」及びその統合版の強音階にするつもりで制作したものです。

 一方で(?)、明るく元気に歌う音源も(単体として)欲しいなと考えたので、単体でも配布することにしました。

 「ふよう」に組み込んで3音源統合版にしたものは後日配布したいと思います。

 コナギの持ち味の一つである明るさが、よく出ている音源だと感じます。


 Downloadはこちらから(Google drive)

 

 収録音階 A3/D4/G4/B4

  

 形式 8モーラ連続音(単独音としても使えます)

 

 声質の解説

 明るく元気に歌います。

 「こうほね」「ほていあおい」と似た明るさですが、

 強さとしてはこちらのほうが若干パワフルで凛々しい(固い?)感じです。

 

 サンプル エンジン:fresamp11



※音階について、調声メモ等

◆テンポが良くてポップな曲を是非歌わせていただきたいのですが、早口の部分があると若干もたつくことがあるので、

 舌が回っていないと感じたら子音速度を110~120まで上げていただくと良いと思います。

◆エンジンはfresamp11、fresamp12などをオススメします。

 (resamplerでも破綻せず歌うと思いますが、息成分が多いので少しザラザラするかもしれません。)

◆長い音符ではノイズが出やすいので、分割して長母音(「a L」等)や通常の母音音素(「a あ」等)を割り当てています。

 (「a L」「a L2」「a あ」「a あ2」の4種類が候補になると思いますので、試してやって下さい。) 


※特殊音素のご説明  同内容の文書を音源にも同封しております。

★語尾息 「a R」~「n R」、「a R2」~「n R2」、「a R3」~「n R3」

 「あー(吐息)」の「ー(吐息)」の部分です。語尾のあとに吐く息が入ります。

 うまく音が減衰しない(語尾が消えていかない)場合は、

 エンベロープの終わりのほうの形を変えるとよいと思います。

 2は強く、3は比較的吐息の少ない語尾息です。

 

★吸う語尾息 「a 吸」~「n 吸」、「a 吸2」~「n 吸2」

 「あー(ブレス)」の「ー(ブレス)」の部分です。語尾の後で息継ぎします。

 2は息を吐いた後に吸う語尾息です。試作品です。

 ※先行発声の位置

  無印→ブレスの始まりのあたりに置いています。

  2→通常の語尾息のように、声が息に変わるあたりに置いています。(いずれもお好みで調整して下さい。)

 

★息 「息短」(差分:息短2~5)、「息長」(差分:息短2~5)、「息吐」(差分:息短2~4)

 息の音です。前の音と重なる場合は、エンベロープの調整をお願いいたします。

 

★弱い母音 「- あ2」「a い2」等

 母音に力が入ってしまうことが多いので、弱い差分をつけました。息成分が強めです。

 

★長母音 「a L」~「n L」「a L2」~「n L2」

 「あー」と歌った際の「ー」の部分です。

 母音が引き延ばされる部分にノイズが生じやすいので、それを軽減するために作りました。

 声質が馴染まない場合はg値やBRE値を調整していただくか、通常の音素(「a あ」など)をご利用下さい。

   

★鼻濁音 ガギグゲゴ(「a ガ」「i ゴ」など)

 鼻濁音になっていなかったらすみません。

  

★「し」の差分 (「- シ」「a シ」など)

 発音の差分です。「し」が舌足らずになりがちなので作ってみました。

 「しゅい」というように、しつこく発音します。

  

★喉切り母音

(1)歌い出し 「・ あ」~「・ ん」、「・ あ2」~「・ ん2」 ※中黒のあとに半角スペースが入ります

 「あーっあー」と発音した際の「っあ」です。

 「あ〝」という感じの、尖ったような力んだような音です。

 『歌い出しの喉切り』『歌い出しのエッジ』等々と呼ばれる音かと思います。

 数字のついていない方が自然で、「2」のほうが強めです。

 

(2)喉切り語尾音 「a ・」~「n・」、「a ・2」~「n ・2」

 「あーっあ」と発音した際の「ーっ」です。音符の長さを短くする(240とか)ことをオススメします。

 差分(「2」)の方がしつこいです。

 

(3)喉切り母音の連続音「a ・あ」~「o ・ん」

 「あ・あ・い・あ・…」と発音して、それぞれ連続音の形で切り出しました。

 音と音の間が広いと感じた場合は。子音速度を上げたりSTPの値を多くすることで馴染むと思います。

 

★VC音素その1

 ※b、k、ky、p、s、sh、tのみ。

  それぞれ「a b」~「n b」というようなエイリアスです。

 …CVVCのVC音素と同じように設定したものです。

  促音の部分や溜めを作る時に用いると便利だと思います。

  数を絞りましたので、たとえばdの代わりにtを使うなどしてやって下さい。

  

※VC音素その2(無声化用)は搭載していません。各自で設定して下さい。すみません。